Spellbreak(スペルブレーク)で異能バトルを体感
Spellbreak はオンライン対戦可能なバトルアクションです。
同系列のゲームとして有名なのはFortniteやPUBGでしょう。
嬉しい事にクロスプラットフォームなので、任天堂のswitch、PS4、PC、XBOXで共通のサーバーを使って同時に遊ぶことができるようになっています。
EpicGamesやPSなどのプラットフォームでそれとなく目にした方も多いのではないかと思われる、そんなSpellbreak(スペルブレーク)を実際にプレイしてみたので概要や面白さのポイントについてご紹介していきます。
スペルブレークって面白いのか?
このゲームの面白さをお伝えするには、このゲームの特異点を知ってもらうことが近道ですね。
ということで、以下に面白さのポイントをご紹介します。
魔法の組み合わせが面白い
スペルブレークの面白さは基本的なバトル要素に加えて、魔法そのものの組み合わせで発生する相乗効果が戦術性を高めていることにあります。
たとえば、写真のように「毒」の攻撃に「炎」の魔法を重ね掛けすることで上図のような効果を生みます。これは特定の魔法の組み合わせで発生し、条件も効果も様々です。
「毒」と「氷」を組み合わせれば巨大な毒の氷玉が出来上がりますし、火炎と竜巻を組み合わせれば火炎車が産まれます。
こうした魔法の組み合わせで生まれる相乗効果は状況次第でかなり大きなアドバンテージを作り出すことができるので、積極的に狙うべき効果であるとともに、狙いがバレてしまうと途端に隙を晒してしまうことに繋がりかねません。
なかなかに戦略性が高いです。
アクション性が高い
ジャンプボタンで結構高く(建物の2階建て分以上)飛べたり、装備によってはかなり高速での移動を可能にしてくれるこのゲームでは、風系統の魔法と氷系統の魔法が移動に適した魔法になっています。
とくに氷系統は、通常攻撃でマップ上を氷漬けにして、その上を高速移動できるのでかなりの高速戦闘が可能。
また、両手に装備するガントレットによる魔法以外にも、「ルーン」とよばれる装備を使うことで特殊な能力を発動できます。
デフォルトでは「〇」ボタンで使用のこの装備には、一時的に透明になったり、高速移動ができたり、鋭角で瞬時のジャンプを行えたりと様々な効果をもったルーンが存在します。
状況を一変させられる機能が備わっているので、こちらも使いどころと役割がポイントになってくると言えます。
手軽さが面白い
サバイバル系統のゲームにありがちなセーフティエリアももちろんあり、その収縮速度は他の類似ゲームに比べて、体感速度として気持ち早い印象。
キャラそのものの動きも早いので、スピーディなゲーム展開になることも魅力になっています。
勝てると嬉しい
マッチングはプレイヤーに設けられたレベルに応じて組まれるので、序盤はBOTなどのCPUとの対戦が多く、雰囲気を掴むには最適です。
そのため勝ちやすいことはゲームの面白さを感じられる最短距離になります。
プレイを進めるごとに当然勝ちにくくはなりますが、どうやって勝つか?を考えることこそがこのゲームの最大の魅力です。十全に練り上げた戦術で勝利を収めた時の感動はひとしおです。
余談
惜しむらくは課金要素の「アバター」のデザインが独特なことでしょうか。
世界観を壊さないようなイメージからか、なんとなく物足りないような気がしないでもない。
あとは翻訳がなかなかに濃ゆいです。
総評としては「面白い」。
ただ、派手さや上図のような魔法の応酬を期待して遊ぶにはちょっと違う感は否めない。
よくできたサバイバルFPSの域は出てない印象なので、今後のアップデートに期待したいゲームだと思いました。