ゲームプレイ動画をなるべく簡単に低コストで編集する(VideoPad編)
今回はNCHソフトウェアから配布されているフリーウェア【VideoPad】をご紹介。
商用に関しては有料での提供となっていますが、個人での利用でなら永久に無料で利用可能。
※ただし無料期間を過ぎると一部機能がロックされます
NCHsoftware
NCH Software(旧名:NCH Swift Sound)とはオーストラリア・キャンベラのソフトウェア開発企業である。1993年設立。2008年4月、巨大なアメリカ合衆国市場を見据えてデンバーに支社を設置。販売は主に自社サイトで行なっている。
NCH Software – Wikipedia
メディアユーティリティを扱うソフトメーカーですね。他にもエンコーダーやらファイル圧縮やらたくさん作っているんですが、ひそかに使い勝手が良いので重宝してます。
(勝手に紐づけしようとするので、そういう部分は評判があまり良くないです)
余談ですが、ここで出しているキャプチャソフトがかなり高性能です。
気づけばユーティリティソフトがほとんどNCH製ばかりになりそうな悪寒……。
編集方法と雑感
かなり直感的につかえます。
動画や音声は下部レイヤー部分にドラッグ&ドロップでいけます。(リストされたデータは左部に表示)
このスクリーンショットではワイプさせてますが、このあたりもエフェクト機能でグリグリといじってあげるとあっさりできました。すごい。
これで無料とかマジですごい。
しかも、音声トラックや映像トラックを複数で運用でき、さらにさらにエフェクトも豊富。
「こりゃこれ一択でもいいかな?」
って思えるくらい。
編集のながれは基本的に変わらないんですが、エフェクトがカット毎にしか掛けられないので時間管理ではない部分がちと面倒。
そこはある意味慣れればそこまで気にならないレベルではあります。
むしろカット管理っていう方法で編集を覚えた方が間違いが少なくなって良い。
あとは関連ソフトを使うともっと多彩な編集ができますよ、というアプリサジェストが結構入るので、ついついそっちでストレージを圧迫しそう。
先にVideoPadで出来ることをしっかり把握したうえで、他のアプリに視野を広げていければいいかな?と思いました。
多彩なエフェクトをつかいこなせ
プリセットで使用できるエフェクトでもかなり使えるんですが、もう一歩が欲しい時に追加できるエフェクトが用意されているのがVideoPadのすごい所。
欲しい機能は探して足せばよいわけです。
場合によっては有料のプラグインもありますが、無料で提供されているプラグインもとても多いので状況に応じて使っていけばOK。
動画プラグイン
→ VideoPad動画編集ソフト用の無料VirtualDubフィルタプラグイン
→ Virtualdub FFMpeg Input Plugin download | SourceForge.net
音声プラグイン
→ VST PlugIn Zone | Steinberg
→ 2017年版ベスト(フリー)VSTプラグイン60選 | LANDR Blog
たとえばボイスチェンジャーが使いたければ、VSTプラグインでボイスチェンジャーを探せばすぐに見つかります。
エフェクトの効果は、適用したい範囲がカット割りの範囲になるのであらかじめカットしてから操作しましょう。カット無しだと動画全体に適用されてしまうので異常に動作に負荷がかかります。
時間も掛かるし良い事ないです。
注意点
音量調整は二つあります。 一つはレイヤーごとに設定できるもの、もう一つは全体を設定できるものです。
左下のレイヤーはちょこちょこ触るのでともかくとして、右下の全体調整を操作し忘れると、出力後の音量がやたら小さいなんてことになります。
つい先日作った動画がそうでした。 ええ、猛烈に反省するとともに、戒めとして保管しておきます。_| ̄|○
オプションの設定はあらかじめ確認しておきましょう。
USBなどの外部ストレージからインポートする場合、デフォルトのコピーフォルダがCドライブのマイドキュメントに設定されています。ほかにも場合によっては不都合が起きる可能性も考えられるので、自分の作業環境を考慮したうえで設定しておきましょう。
Cドライブは保管場所として考えていないPCだとこのあたりは必須の設定ですね。
ゲームチャンネル配信予定
GOSHBOXではゲームチャンネルをYouTubeにて配信予定です。
一風変わったものにしたいので、よかったらチャンネル登録よろしくお願いします。
なお、こちらの動画は前述の「音量出力設定を失敗した」動画です。 ああああ!!!
修正いたしました☆彡