パソコン選ぶぞ!2019【初めてのパソコンの選び方】
まちがいないお買い物をしよう
季節の変わり目になると必ずと言っていいほど、我が家にはこの問題が迷い込む。
「○○が学校でMoS(言わずと知れたビジネススキルの定番)の勉強をするんだけど、良いパソコンってない?」
「うちのパソコンがもう古くてさ……、ちょっとチラシつくったり動画見たりする程度でいいんだけど、そういう使い方に向いたパソコンってどんな感じになるかな?」
「ゲームがしたいんだけど、なるべく安くで……」
etc…
パソコンのイロハ……教えたるわ!
ということで、とりあえずこういう基準で選んでおけば、今(2018.12.20)からのパソコン選びとしちゃあ五年くらいは楽しめるマシンを選べるよって感じで考える。
もちろん使い方によって寿命はちがってくるだろうけど。
(動画だけとかオンライン検索メインならぶっちゃけスマホでじゅうぶ……)
「張り切っていこーーー!」
SSDは絶対だ
SSDってのはストレージのこと。データを保管する物ね。
128GBでもいい。 とにかくSSDでOSを組んでいるパソコンはこれから先は必需品だ。
最近の中古PCでもちょっとマシなものでもちゃんとSSD(新品)を載せてくれるから、そのあたりは必ずチェックしておかなきゃダメ。
HDDでもいいんだけど、それならかなり価格が安く設定されているか、すくなくとも容量が500GB以上はないと割に合わない。
これが載ってるだけでCPUだとかメインメモリがショボくてもかなり戦えるマシンになるんだよね。
ちなみに動画編集を目的としているなら、250GB以上のSSDをメインストレージとして保管用ストレージにHDDを3TD~10TDくらいは用意したい。じゃないとすぐに枯渇する。
メインメモリは4GB以上が必須
もしも、ゲームを楽しみたいなら8GB以上は欲しい。
一般的にWindows10が動くPCで基本的な事がそこそこ動かせるPCっていうなら4GBは最低ライン。
オフィスソフト用途やちょっとしたチラシ作成なら8GBで足りるけど、動画作成・編集、ハイグレードなゲーミングとなれば最低でも16GBは積んでないとキツイ。
動画作成はとにかくパソコンに負荷をかけるから、どうしてもハイスペックなパソコンが要求されてしまうのだ。
ぶっちゃけCPUはそんなに気にしなくてもいい
どのメーカーが出しているPCも、だいたいバランスの取れたCPUをほどよくチョイスしてくれているので、そこまで気にする必要はない。
そんなに気にする必要があるのは、せいぜい仮想通貨の採掘を考えるマイナーくらいのものだ。
よっぽど今時Core2Duoが載ってるとかって地雷ではない限り、Core i3でもi5でも気にしなくていい。
ただし、さいつよゲーマーと動画編集マニアは気にすべき。第7世代以降、i7以上は必須だ。高みを目指せ!!
グラフィック機能
これまた大多数のよく分かってないユーザーにはあまり縁のない世界だけど、職業グラフィッカーや映像編集の鬼、はたまたeスポーツの輝ける英雄の卵にとっては一番大切なパーツと言えるかもしれない。
そうじゃない人にとってはもはや無関係の世界なので読み飛ばしてOKです(笑)
ゲーマーならGeforceシリーズを知らない筈もないとは思うけど、某マイニング特需からの影響で値崩れを期待されている。
某イベントで抽選なんかもやっているので電源ユニットと相談しながら二枚刺しなどにも挑戦すればいいさ。ハハン。
動画編集や映像編集のプロフェッショナルなひとたちは、OpenGLの描画に強いクアドロシリーズが良い。
というかそれ専用に開発されたボードなので理想的なスペックだけにめちゃくちゃ高い。
買えるもんなら買ってみろレベル。
FXとか相場士向けのパソコン
余談なんですが、世間でよく見るFX使用の他画面モニターのアレ。
価格設定をみて組まれたパーツを見て……みると……高いです。あれはちょっと高い。
素直に適当なPCを見繕ってそこそこのグラボを二枚刺しした方が安上がり&高性能かも。
ネット環境だとか内部処理にかかる速度ももちろん重要なんですが、ああいう使い方で重要な点って結局多画面で出せるかどうかなんですよね。
なら描画レスポンスだけしっかりさせてあとはSSD積んでメモリ8GB、CPU4コア8スレッドもあれば全然快適に動く。
700W(ワット)クラスの電源にAMDのRadeon(CrossFire対応)のグラボを二枚刺しを目安に組めば中古でもいい動きする。
価格的な目安
最後に、初心者からビジネスクラスまでの大体の目安価格をご紹介。
【2万円前後】【中古品中心】
目的:Web閲覧 動画見る ちょっと小作業 端末扱い
【4万円前後】【中古品・本体のみなら新品も】
目的:オフィスちょっと使う サブPC
【6万円前後】【新古品ノートがでてくる】
目的:同上に加え、ちょっとしたゲームもできる
【8万円前後】【デスクトップのミドルクラスの新品もいける・ノートならこのあたりが新品の最安値か】
目的:新生活のお供に
【10万円以上】【略】
目的:あとは野となれ山となれ
総括
何事も
ほどほどに。