2020/11/10 ビットコイントレード戦略
久々の相場観について書いていきたいと思いますが、まずはBitcoin相場の環境の考え方から見ていきます。
環境認識
まず基本的なこれまでのチャートから考えられる流れを確認します。週足です。
バブルを迎えた2018年初頭から続いてきたゆるやかな収束トレンドが終わりを迎え、無事上抜けしたことで今回のトレンドが発生していることが分かります。(MAは200)
つまり大局としてはかなり大きな上昇トレンドが発生したことになります。
つぎに、それぞれ左から「週足」「時足」「5分足」で表示しています。(いずれも200MA)
週足でみるフィボナッチエクステンションでは、トレンド脱出直後のトレンドを一波として、1.618ラインでもみ合っている事がわかります。これは前回(2019.6月)で迎えたトレンドでも同様に発生しており、BTCならずともこうした相場ではしごく当然として発生するロングの「利確ライン」でもあり、あたらしいショートポジションの発生ラインでもあります。
しかし、前回はそのままそれらの要素を材料にして2.618ラインまで上昇しています。
これは強いトレンドが発生しているときに起きがちな伸びで、今回も同様の強いトレンドである場合同じように2.618ラインまでの上昇が見込めます。
ちなみに前回のトレンドがわずか7日ほどでエリオットの一波を形成したことにくらべて、今回は約二か月を要しています。
そのため最高値をつけるまでにまだまだ多くの横軸(時間)が必要になる気配です。
時足
続いて時足ですが、三角を形成中です。トレンドラインを記載していますが、当面はここをどちらに抜けるかが肝要です。週足でも述べましたが、ここからの展開はまだまだ多くの時間を必要しそうです。
5分足
昨夜無理やりレンジを意識させるような値動きを形成していますが、おおむねドル円の急騰急落のうごきにも関わらず横ばい推移。
場合によってはこのままどっちつかずの相場を形成しかねない可能性もはらんでいます。お勧めは上位時間軸のレンジ抜けのタイミングに5分足でエントリーの瞬間を狙っていくイメージです。もちろん、レンジ抜けからの第二波がエントリーポイント。
利確は第一波にFBEをあてて、下向きは1.618あたりを超ド短期で。上向きは2.618あたりを目安にすればよろしいかと。