【修理】電動給油ポンプの回転式スイッチ
壊れたパーツを自分で直す
電動で給油してくれるポンプは本当に便利です。
寒い中、一生懸命にペコペコしなくていいし、自動的に止まってくれるので溢れる心配もない。
セットして放っておけばしっかりと給油してくれるので、まっこと有難い事この上ない冬の相棒なんですが。
スイッチが壊れちゃったんですよね……。
回転式スイッチの悲劇
グリスを噴霧したのでちょっと汚いんですが;
取っ手のかみ合わせ、切欠きの部分が圧力に負けて割れてしまいました。
こういうタイプのパーツは過圧でこんな壊れ方をすることがままあります。
直すにしても接着剤ではけっきょく力負けして、同じところから割れてしまいます。
上からテープで貼ったりしても同じことなので、もっと強力に保護してあげる必要があります。
なかなか厄介な壊れ方なので一計を案じました。
割れた部分の補修
このサイズのビニールチューブのような物があればよかったんですが、見つからなかったので【糸】を巻き付けて、これで固定させます。
コマなどと同じ要領で、しっかりと巻き付けます。
接着剤を塗付
あまりきれいに塗れなかったんですが、プラスチックや布などに使える接着剤を塗付します。
割れた部分も接着させるために、ラジオペンチで固定しました。
開かない程度のつよさを維持するために、輪ゴムを取っ手部分に巻き付けて壊れない程度にホールドさせます。
しっかりと乾燥
完全に乾燥すると、糸に染み込んだ接着剤が固まって、まるで枠をはめ込んだようになります。
ここまでしっかり固まってくれれば成功です。
取り付け前に、回転部にあらためてグリス(潤滑油)を噴霧しました。
その後取り付け、実施で見事問題なく動作してくれました。
この方法は、すき間さえあれば色々と応用が効くので覚えておくと役にたつかも?