そのFire TV 盗難品ですよ　-初期設定ができない-

Fire TV Stickを新しく手に入れて、「さあ初期設定をはじめよう」と作業を開始したはいいものの、まったく何をやっても先に進めない場合は「盗難品」の可能性があります。

どのような症状になるのかをご紹介します。

1.アップデートが完了できない

Wi-Fiの設定をおこなった直後にアップデートを自動で確認するのですが、この工程で「アップデートを失敗しました」と表示されて終わらないことがあります。

通常であれば「本体の初期化」や「Wi-Fiの再起動」でアップデートできるようになるのですが、いくらやっても更新できない場合は盗難品の可能性があります。

2.ログイン後に自動で再起動する

アップデートは問題なくクリアしたものの、その後のサインインができないパターンです。

ログインIDの入力とパスワードの入力をおこなってもサインインが行われず、自動で再起動してまたサインイン画面になります。このパターンには盗難品の可能性と、アカウントからの登録を強制的に解除されているパターンそしてネットワークエラーが発生しているパターンがあります。

強制解除されている端末の場合は、工場出荷状態にリセットすることで登録ができるようになりますので、初期化してから再登録ができるかどうかで判断しましょう。

Fire TV Stickを再起動する-各種リセットの方法

ネットワークエラーの場合はWi-Fiの接続先をテザリングなど別の方法に切り替えると良いでしょう。

3.メルカリやAmazon提携以外のネットショップで購入したもの

Amazonから直接販路のある提携ショップ（ヤマダ電機、ケーズデンキやコジマ、エディオンやビッグカメラ、ジョーシン、ノジマ、ドン・キホーテ）以外での購入には、盗難品や紛失登録品の可能性があります。

新品とうたっているのにあまりにも安い価格になっている場合は、盗難だけでなく型番が古すぎてサポート対象外の端末である可能性などの注意が必要です。

*商品名は第三世代Fire TV Stickと書かれていても、実際には第一世代Fire TV Stickだった、など

盗難品かどうかの確認方法

もう購入してしまっているけれどもパッケージを開封していないのであれば、いったんAmazonのカスタマーサポートに連絡して、箱の底面に書かれているDSNから盗難登録されている端末かどうかを調べてもらいましょう。

Fire TV Stickの箱にはバーコードとともに「DSN　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊」と書かれたシールが貼ってあります。

これがシリアルナンバーになるので、カスタマーサポートに連絡したときにこのシリアルナンバーを伝えれば調べてもらえます。

未開封であれば返品対応もスムーズに行える可能性が高いので、まずは確認しておくと安心できます。

正規購入こそが正義

Amazonからの購入であれば直後から保険が適用され、一年間の動作保証が”利用開始とともに”反映されるのでそうした心配はありません。

また、同時に延長保証を導入すれば最大で2年間まで補償が追加でき、かつ自然故障だけでなく事故補償も追加できます。

ついつい安いからと手をのばしてしまいがちですが、提携以外のショップで販売されている安い商品には安いなりの理由があることを理解したうえで購入を検討しましょう。