Fire TVの画面が映らない、音が出ないときの対処法
画面がまっくらけ
ある日突然Fire TVをつけようとしたら、画面が真っ暗になっていて何も反応がない。
Fire TVのリモコンはテレビのオンオフと、ボリュームの上げ下げだけしか操作できない。
こんな症状の時の対策を徹底的に紹介します。
電源を確認
ちゃんと電源が通っていなければ意味がありませんので、まずはここから確認します。
意外なところで通電の妨げになっていることもあるので、きっちりとみていきます。
電圧・通電を確認
付属のACアダプターは5Wほどの小さなアダプターなので、iPhoneで使われているようなアダプターでも代用は可能です。
ただ、大きすぎる電圧もFire TVにはよくないので、一時的な代用という条件であればOKです。
確認しておくなら、以下に気をつけましょう。
・コンセントはちゃんとささっているか
・たこ足で電圧不足になっていないか
・コネクタにゆるみはないか
・断線していないか
意外とコンセントが抜けかかっていたり、コネクタが抜けかかっていることがあります。
また、なるべく壁などのコンセントに直接挿すか、少ない使用数の配線から電源を取りましょう。
USBケーブルは高い頻度で動かすことがあるような状況だと、ケーブルの根本や差込口がヘタって通電しにくくなります。
ケーブルそのものはmicroUSBのタイプBと、Androidのスマホで一時期使われていたものと同じなので、長さを気にしなければ100均グッズでも代用品を用意できます。
また、下記のような製品が販売されていますが、Amazonのサポートでは非推奨なのでおすすめできません。
リモコンで通電を確認する
音声入力に対応しているモデルなら、リモコンのマイクボタンを押すと画像のようにLEDが青く光ります。
これが光らないのにテレビのONOFFや音量の上げ下げが有効な場合は、Fire TV本体が起動していません。
コンセントを変更しても、ケーブルを変えても、アダプターを切り替えても通電しない場合は、本体の故障が濃厚です。
Amazonカスタマーサービスに相談しましょう。
テレビを確認
初めて取り付けるならまだしも、いままで見れていたのにテレビが原因なんてことあるの!?って人もいるかもしれませんがあり得ます。
・チャンネル間違い
・入力スキップ設定が有効になっている
・HDMIがちゃんと刺さってない
・接触不良
・入力端子の故障
・CECが邪魔している
チャンネル間違い
HDMIのような入力端子はTVによってさまざまですが、場合によっては写真のように複数あります。
そのため、差し込んでいる入力端子と同じチャンネルになっていないと当たり前ですが映りません。
テレビのリモコンで「入力切替」のボタンで表示させましょう。
入力スキップ
>>>入力スキップの設定を変更する方法を教えてください。 Q&A情報(文書番号:133791):シャープ
入力切替そのものが選べなくなっているときにありがちなパターンがこちら。テレビの設定でもともとそのチャンネルが選べなくしてしまっている場合は、入力スキップが設定されている場合が考えられます。
灰色になって飛んでしまうような場合は確認しましょう。
差し込みを確認
HDMIソケットは意外と刺さりにくいので、しっかり差し込まないと通電していないことがあります。かといって「ギィギィ」とあり得ない音が出たり、あきらかに形状が変形していて壊れそうなんて場合は端末側に問題がある可能性が考えられます
購入したばかりなら、「差し込みスロットが固くてささらないんです!」と異常をAmazonに訴えましょう。かならずや相談に乗ってくれます。
接触不良
長年使用していると、電気製品のなかでもとくに端子部分は徐々に酸化したりカビが生えたりして劣化します。
劣化すると当然のように通電しなくなるので、結果として画像が映らなくなったり、音が出なくなったりするわけです。
もしもコネクターがちょっとずれるだけで映ったり映らなかった利する場合はその可能性が圧倒的に高いので、上のような接点復活剤で掃除してあげるか、Fire TVのパッケージに付属している10cmほどの延長ケーブルを使ってみましょう。
HDMIの故障
劣化ではなく故障してしまっている場合は、差し込み口をほかの場所に変更すればOKです。
差し替えた場所が劣化していたり、カビている可能性もありますが、その場合は付属の延長コードや接点復活剤で対応してみましょう。
CEC設定
CECについてはテレビの機能などによく「~リンク」として設定できる連動機能のことを言います。
参考『AQUOSファミリンクとは、どのような機能ですか? また、対応機種を教えてください。 Q&A情報(文書番号:113028):シャープ』
この機能が有効になっていることでFire TVの画像出力が無効にされてしまって、画面が映らなくなることがあります。テレビの設定からCEC関連のメニューを確認して、機能をOFFにすることで映るようになるかを確認してみましょう。
Fire TVをチェック
Fire TVが原因の場合は以下のような場合が考えられます。
- システムエラー
- 熱暴走
- 基盤やコネクタの損傷
基盤やコネクタが損傷してしまっている場合はどうにもなりませんが、システムエラーや熱暴走が原因なら対処の方法があります。
システムエラー
システムトラブルなら対処すべき方法は定番的なものになります。
- 再起動
- 解像度の再設定
画面が見えていない状態での再起動は、コンセントを抜いて8秒待ち、コンセントをさしなおすだけです。
解像度の再設定にはリモコン操作を行います。
Fire TVにむかってリモコンの方向ボタン(上)と早戻しボタンを5秒間押し続け、その後、「三」ボタンを押すだけです。
あとは画面が表示されるまで待ちます。
熱暴走対策
めったにありませんが、Fire TV本体が熱くなりすぎて動作しなくなることがあります。
画面が映っていない時に本体に触れてみて、体温よりもかなり熱いときは可能性が高いです。
通常であれば人体よりもすこし温かい程度が正常なので、回避策として上図のヒートシンクを張り付けるというのも一つの方法です。
触れないくらいに熱いときはカスタマーサービスに相談しましょう。
基盤やコネクタの損傷など、故障の際はカスタマーサービスへ
いちもにもなくチャット、もしくは電話で相談しましょう。
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