【あわや爆発炎上!?】モバイルバッテリーの膨張にご注意
バッテリーが
膨張したときの
対処法
モバイルバッテリーに限らず、リチウムイオン電池は膨張する可能性を持っています。
今回の記事では、
- バッテリーが膨張する原因は?
- 膨張したバッテリーは、次にどのような状態になっていくのか?
- バッテリーが膨張したときはどうすればよいのか?
- バッテリーが膨張しないようにする方法
- おすすめできないモバイルバッテリー
について記載しています。
なぜ、バッテリーは膨張するのか
某総統「バッテリーは膨らんだ! 何故だ!!!」
某大佐「寿命だからさ」
……では味気ないのでもう少し詳しく解説します。そもそも、リチウムイオンバッテリーの構造上、ある程度の使用にしたがって劣化がすすむと、内部で「ガス」が発生します。
電気の蓄電と放電を繰り返して使うリチウムイオン電池は、100%の効率でこのサイクルを繰り返していません。ちょっとずつ交換ロスが発生します。この「ロス率」が電池の性能を物語っているんですが、そのあたりはさておきこうして生まれる「ロス」の割合は、少しずつ大きくなっていきます。こうした現象こそが劣化とよばれる現象です。
年間サイクルで考えた場合、正しく充電と放電を行っていれば、おおむね1年で8割程度まで性能は低下するという実験結果が出ています。上質なバッテリーであればこうした劣化を防ぐために充電量のコントロールを行う機能が付けられています。
しかし、低品質なバッテリーや、誤った使い方で過放電や過充電が行われると、バッテリーの劣化は急速に進行します。これが本来以上の劣化を生み、ガスを発生させてしまう原因になるのです。
バッテリーの膨張、そしてそのあとは…
膨張しきったバッテリーはそのあとどのような事につながるのでしょうか?
結論から言えば「爆発もしくは急速な燃焼」を引き起こす可能性があります。可燃性のガスが溜まっているんですから当然といえば当然です。
「内部にたまったガス」と「ガンガンに走り回る電気」と来れば「爆発炎上」は、もはやお昼のランチタイムサービスよりも当然の流れです。即時対応が必要不可欠です。
膨張したバッテリーをどうするか
破棄
一択
他に選択の余地はありません。どのような思い出深い品であろうとも、たとえ親の形見であろうとも! 異世界でたった一つ残された最後のモバイルバッテリーであろうとも!! 即時廃棄の手続きを始めましょう。絶対です。
ちなみにお住まいの地域にもよりますが、捨てる方法が決まっています。
絶対に燃えないゴミとか、ほかの乾電池とかと一緒に粗大の日に捨ててはいけません。
ダメです。NO。
ちゃんと既定の場所で処分してもらってください。具体的にはお住まいの
- 電子廃棄物収集場所
- 認証済みリサイクルセンター
のいずれかでの処分をおこなう決まりになっています。
なお、郵送などもってのほかです。送っている最中に燃え上がったらあなたの責任です。洒落になりません。
絶対膨張させないマンになる方法
それでは、膨張しないようにモバイルバッテリーを上手に使うにはどうすればよいのか?って話になりますが、そのポイントは「膨張する原因をつくらないこと」となります。
以下に膨張する原因となる行為や現象について記述しておきますので、しっかりと把握してください。
テストに出ます(でない)。
過放電と過充電
過充電
過充電とは文字通り、100%を超えてさらに充電してしまうことを指します。夜寝るときに充電器にスマートフォンを繋いだままにしておいたり、あまりにも長時間の超過充電が過充電状態を引き起こす原因となります。
過放電
つぎに過放電ですが、これは単に電池残量が0%になるまで使い続けることを意味するわけではありません。むしろ、0%になって安全のためにシャットダウンしたスマホなどを無理やり稼働させて、0%以上に使用しようとしたり、モバイルバッテリーの残量ランプすら灯らないほど使い切ってしまうような行動を指します。
ちなみに、電池は自然放電します。ほおっておいても勝手に電池はどんどん消耗してしまうんです。こういう現象が起きるので、基本的に多少の充電を行って(50%程度)保存するのがリチウム電池の保管方法として最も適切だと考えられているためです。
膨張には熱も大敵
バッテリーは熱にすこぶる弱いです。これはもう宿命と言っていい。モバイルバッテリーやACアダプターからの充電中は、どうしてもバッテリーそのものの温度が上昇しますが、これがよろしくない。
充電というのは熱を発生させる行為なので、そのままバッテリーの劣化に直結する行為です。
そのうえ熱はリチウムイオン電池の内部組織を破壊し劣化を速めるので、まったくもって良い事無しという次第。
充電するなら涼しい場所で。
モバイルバッテリーに繋げながらスマホの操作とか、熱が溜まってしかたないので自殺行為です。まるでアウト。問題外ってヤツです。
落下ダメージも膨張の原因に
「ぽんぽん落としまくってもカバーあるから平気やろ!」
などと嘯いているそこのアナタ!!!
ダメです。
落下はバッテリーダメなんです。
いろいろな機器同様に、何か起きた時はバッテリーの内部では衝撃を緩和するために「曲がる」よう設計されているのが精密機器ってモンです。でもそれが起点になって、内部構造同士が干渉しあって穴があき、そこからガス漏れ爆発炎上なんてこともあります。
炎上するのはイケ〇ヤとか某取引所のCEOのtweetだけで十分です。
まるで愛しいあの子を扱うように丁寧に扱いましょう。
絶対に選んではいけないモバイルバッテリー
わたしのちょっとした体験談を語ろう。あれはわたしがまだ云々かんぬん。
どうやこうやのあーれあれー。で、サバイバリーな生活にあこがれてこんなモバイルバッテリーを買った。冒頭のアレだ。
こんなん。
最初は「最近の太陽電池はこんなにも電圧つくれんのか!?すげえな!これは買いだ!」などと息巻いて購入したわけですが、当時ですら発電能力などゴニョゴニョだったのに、この程度の大きさの太陽光パネルで2万mAのバッテリーを充電!?いやいや頭おかしいでしょ!?って話なわけです。
随分と気づくまでに時間がかかりました。ええ。
今となっては良い思い出です。バッテリーそのものの保ちは、1年ほどは膨らみもさほどなくて良かったかなあ?でしたが、膨張してからは中を分解して膨張している方のバッテリーだけ抜いてそっと閉じました。
現役で使ってます。
おすすめ出来るバッテリーは?
中途半端にソーラーだの大容量だのに浮かれるからダメなんですよ。もっとシンプル イズ ベストな選択こそが至高なのです。例えば、モバイルバッテリーなら以下のようなアイテムが最高です。
【とにかく大容量】
JTT 大容量モバイルバッテリー 60000mAh USB×2+DCポート搭載(ブラック)
すげえ!
大容量!!
6万!!!
重量が1.5kg!!
重たいwwwww
【もはや圧倒的】モバイルチャージ三点セット!!
- ソーラーパネル
- ポータブル電源66000mA
- 専用ケース
元Apple社出身のさいつよエンジニアが提供する最高峰のアウトドアチャージャーセット。
全部で税込み 48,599 円!!
もはやこれは異世界への挑戦状ですよ!
ここまでやったらソーラーパネルでモンスターの剣劇を受け流せるレベルですよ!!
おすすめ(白目
真面目な話
Amazonの商品は大体がステマだらけなのでおおかた信頼できない。どのくらい信頼できないかというと、
サクラチェッカー | やらせ・サクラレビューを見抜けるレビューチェックシステム
っていうサービスが成立するくらいうさん臭い。
そこで追々、ここのページに信頼できそうな商品のページを見つけ次第貼っていきます。
あまり期待しないでね(というかそういうジャンルでモールつくると面白そう
あとがき
あたらしいバッテリーほしいぃぃぃぃぃいいいいい!!!!