個人事業主が源泉徴収税の還付金を確定申告で受ける方法
フリーランスで仕事を受けるようになって、最初に引かれる金額にあまりの多さにビビる「源泉徴収税」。
「……これが、フリーランス(ゴクリ」
なんてやってる場合ではなく、考えるべきはコレ。
ということで、
こちらの記事は
以下のギモンについて自分が!分かりやすいようにメモしておくための記事
となっております(自分のためかーい)
トリ君の悩みは僕自身も最初ものすんごい探しましたが、具体的にどうしろ!とかこうしろ!とかって書いてあるのはかなり断片的で、最終的には自分でどうにかすることになってしまったのでここにメモとして残しておきます。
あくまでも自分用( ー`дー´)キリッ
源泉徴収税は何の科目?
いわゆる台帳に記入するのに、最初のころはしょっちゅう考えてしまう問題。
のような感じで右往左往しますよね。
ま、基本的に
「大体の雰囲気で放り込んでも良い(放言)」
と気づいたのはいつの事だったか。
源泉徴収税とか最終的に確定申告の時に別処理が必要なものは、最後に分かりやすい形で残っていればそれでいいという話。ぶっちゃけ科目を自分で「仮払税金」とか「還付源泉フヒヒ」とかって設定しておいて、そこで最終的に自分が貰った報酬から自動的に回収された源泉徴収税の合計金額が分かるように残しておけばいいワケ。
体裁を整えておくのに「事業主貸」って記帳したり「仮払税金」とか「店主貸」とかに「売上」区分で記帳したりはするけれども、
自分が!
最後に!
分かれば良いのである。ちなみに源泉は引かれる金額が決まっていたり、自分が雇い主の場合は自分が計算してお上に納税しないとイカンのでそのあたりは後述。
で
実際に帳簿にはどんな感じで記載しておくと良いのかっていうと、
貸方 | 借方 |
---|---|
現金 (金額) | 売上 (金額) |
源泉フヒヒ (金額) | 売上ω (金額) |
納品した自分の商品の売り上げに対して、だいたい10%の源泉が引かれた場合にはこんな感じで記帳します。年度末には【源泉フヒヒ】の合計金額が還付対象になるワケです。
源泉徴収税を申告するのに必要なもの
最低限必要なのは、
これぐらい。
請求書
こっちが、相手に対して報酬を要求するときに突き付ける物。「お支払いお願いしまーす」というアレ。仲介業者を介している場合は、仲介業者が提供している内訳を参考にする。
誰が支払ったか
これは請求先のこと。自分に対して誰が報酬を支払ったか、という話。
請求先の住所
そのものズバリ。どこの住所の人?(会社)というところで最終的に納税金額とかを確認している模様。
他に必要なものは?
なんか「支払調書」がどうとかって求められることもあるようですが、そんなモンは必要ありません。ほかのサイトやらにもいろいろ書いてありますが、なにかと証書にうるさい我がニッポーンにはめずらしくそうした調書なんかを求められることはないのです。
なぜなら
源泉を回収した会社がもう報告しているから
です。
だから差っ引かれた側の人は、
などと確定申告時に報告すると、お役所側で勝手に照会してくれるという算段です。
もっと楽させてくれ。
確定申告をするときの流れ
で、実際に確定申告をする時に、ようやく還付対象になる源泉徴収税とか所得税とかを申告するわけですが、リーマンの確定申告だと、源泉徴収票の金額をガツガツ入力するだけでOKですよね?
ぶっちゃけ個人事業主の源泉も似たような感じです。
決算の報告書を作ったあとに確定申告書(AないしB)を作成していくわけですが、その時にこちらの項目を忘れずに埋めます。
オンラインのe-TAXとかだと直接項目をクリックして、「適用」「支払者名」「住所」「金額」を打ち込んでいく内訳を入力する画面が現れるので、その段階でどこからいくら差っ引かれているかを合算出来ていると楽です。
まとめて打ち込むだけで済むので。
会計上で区別しておこう
とても大きな会社ならいざ知らず、個人事業主ならさほど多くの取引先がないので、売り上げ種別を分けておいたりすることで、合算をしやすくできます。
帳簿の「源泉フヒ」の借方を、取引先によって分けるといいよっていう話。売上1とか売上2とか。
そうしとくと、あとあと確定申告の入力を会社別にしていくときにもう合算出来ているから楽だよね。
それでもよく分からないって人
こういう人は一定数いるので救済策として。
「会計ソフトに丸投げしてください」
おすすめの使い方とかもこっちの記事に書いてありますが、何も考えずにfreeeでいいと思います。
かなり入力とかを簡素化してくれているし、序盤にチュートリアルもあるし、分からないこともオペレーターに聞けばすぐ教えてもらえます。
じっさい、確定申告までは入力だけ出来ていれば自動化できるのでおすすめです。
完全に立ち上げたばっかりで大して収入もなくて…ってならまだしも、そこそこ収益あるけどこのあたりが煩雑で面倒すぎるとかって話ならますますおすすめ。
無料でもかなりの範囲でカバーしてくれるので、具体的に何をどんな風にすればいいのかの流れを把握するのにも使えるので、会計ソフトにお悩みならぜひ。